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2024.02.06 スタッフ募集のお知ら…

フッ素について | 倉敷市の歯医者なら桑鶴歯科医院。お口の健康をお手伝いします。News

こんにちは桑鶴歯科医院です。今日はフッ素のお話です。

歯医者さんやご家庭で行うお子さんへのフッ素の塗布。

フッ素を塗布することで虫歯の予防になると言われています。

実際に塗布することのメリット、時期などをお話ししたいと思います^^

フッ素には3つの大きな役割があります。

1:虫歯になりかけた初期の歯を強くする作用がある

食事をすると酸によって歯に含まれるカルシウムやリンなどのミネラルが溶けだします。

通常の場合は、唾液が働いて溶けだした成分を元に戻します。

この働きを再石灰化といいます。

この歯の再石灰化を助けるのがフッ素です。

唾液中にフッ素イオンが存在していると溶けだしたカルシウムがより多くエナメル質に再吸収されます。

フッ素は再石灰化を促進し、歯の修復を助けてくれるので

でき始めの初期虫歯を修復して、健康な歯を保ってくれます。

2:虫歯菌が出す酸の生成を抑制する

フッ素は虫歯菌の活動を抑制する働きも持っています。

フッ素は虫歯菌の出す酸の量を抑えることができるため、酸により歯が溶かされることがなくなり、虫歯を予防することができます。

3:虫歯になりにくい、強い歯の質になる

歯の再石灰化にあたり、フッ素は歯の表面のエナメル質の成分と結びついてフルオロアパタイトという、虫歯菌の酸に対して非常に強い構造になります。

この働きによりミネラルが溶けだしにくく、虫歯になりにくい強い歯になります。

 

★フッ素を塗布するタイミング

フッ素は生えたばかりの歯に塗布するのが効果的です。

乳歯でも永久歯でも生えてすぐの歯はフッ素を多く取り込みやすく、この時期に塗布しておくとそれだけ丈夫な歯になります。

0-2歳は、上の前歯の歯と歯の間、歯のつけ根の部分、3歳以降は、奥歯の溝、奥歯の歯と歯の間が虫歯になりやすいです。

下の乳歯が生え始めたら定期的に歯医者に通うようにして、上下前歯が生えてきたらフッ素塗布できると良いでしょう。

 

★フッ素塗布のリスク

フッ素は虫歯予防に高い作用があるとされる反面、人体に悪影響があるとの意見もネット等で目にすることがあります。

現在販売されているほとんどの歯磨剤には、フッ化物が添加されています。

フッ素はもともと自然界に多く存在するもので、お茶にも含まれています。

フッ素のデメリットに対して、神経質になる必要はなく、歯科医師・歯科衛生士のもと、用法・用量を守って、正しい使い方をすれば悪影響を及ぼすことはありません。

 

★フッ素で虫歯予防を行う方法

フッ素で虫歯予防を行う方法としては、毎日ご家庭で使用できる歯磨剤、洗口液、ジェル、スプレーなどがあります。

いずれも濃度が低いため、虫歯予防効果は10-20%と低いのに対し、歯科医院での濃度の高い定期的なフッ素塗布の予防効果は40-50%になります。

歯科医院で定期的に濃度の濃いフッ素塗布、ご家庭では毎日使用できる濃度の低い歯磨剤、洗口液とフッ素を上手く併用しましょう。

でもフッ素を塗ったから虫歯にならないわけではないので要注意!

あくまで予防ですので、毎日の歯磨きと正しい食生活が大事です。

お子さんの場合はジュースやお菓子などをダラダラと食べないように時間と量を

決めるようにしましょう。

 フッ素は子どもからお年寄りの方まで、全年齢の方に安心して応用することができます。

フッ素の高い虫歯予防を効果的に活用するために、3-4ヶ月に一度は歯科医院でのフッ素塗布をおすすめします。

お気軽にスタッフまでお問い合わせください^^

 

 

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